鳥のペットとしては、一番飼いやすいと言われているのが文鳥です。
飼いやすい=初心者でも飼えますと言う事になるのですが、文鳥も生きものです。
ちょっとした環境の変化や食べ物の変化で病気になったりもします。
初心者の方はそれを見逃さないようにしなければなりません。
文鳥のくちばしやお腹・口の中が黒いと何かの病気なのでしょうか?
文鳥はペットの鳥の中でも病気になりにくい鳥とは言われていますが、やはりそこは生きものですから、当然何らかの病気にかかる事を想定してペットとして飼う方がいいでしょう。
今回のくちばしやお腹・口の中が黒い状態になっている場合には肝機能障害や肝臓肥大を疑った方がいいでしょう。
人間と同じく肝臓はかなり悪化するまでは発見されにくいようですからかなり注意が必要と判断するしかありません。
くちばしや足先に紫色や黒っぽい色が目立ち始めたら、まず肝臓の機能の低下を疑ってもらってもいいでしょう。
口の中までには黒色は侵食はしていかないようですが、念のために口の中にも黒い物が無いかを確認した方がいいかもしれません。
またお腹にも肝機能の障害が一瞬でわかる方法があります。
文鳥のお腹の色を見ます。
この時のあばら骨から1から2ミリの所に黒い影っぽいのが見えるのは正常です。
但し2ミリ以上の大きさの黒い影っぽいものがあれば確実に肝機能障害又は肝臓肥大を疑って下さい。
この段階で病院に行って治療をしておけば生命にかかわる事は少ないとは思いますが、ちょっとした変化を見逃したことで、数時間で命を落とす場合もあります。
文鳥のくちばしやお腹・口の中が黒くなるのは何か原因があるのでしょうか?
文鳥のくちばしやお腹が黒くなるのが、肝機能障害や肝臓肥大と言う原因がわかりました。
そうなると、なぜ肝機能障害や肝臓肥大を文鳥が起こしたかの原因を突き止めなければ、対策をする事も出来ません。
せっかく気に行って飼い始めたペットなんですから、ちゃんと命の限界まで一緒に過ごしたいですからね。
文鳥が肝機能障害や肝臓肥大を起こすと考えられる原因は基本的には食べ物しかありません。
文鳥が肝機能障害や肝臓肥大を起こすと考えられるエサ
- 農薬の多い青菜の摂取
- 人間の食べ物を食べている
- カロリーの高いエサを食べている
などが考えられています。
では、これらを全てやめると文鳥は肝機能障害や肝臓肥大を起こさないのでしょうか?
そこは確率の問題ですから、これらを全てやめても肝機能障害を起こす個体も当然いますが、肝機能障害や肝臓肥大を起こす可能性は確実に減ります。
では、どうすれば早期発見につながるのでしょうか?
これは飼い主が、定期的に文鳥のお腹の黒い影っぽい物をチェックして大きくなっていないかをみる必要性があります。
これをするだけでも、かなり早めに病院へ連れて行くことが出来るので、助かる確率も高くなっていきます。
まとめ
文鳥のくちばしやお腹・口の中が黒いのは何かの病気について紹介してきました。
文鳥は人間の手に乗るサイズですから、当然内臓は更に小さくなります。
ですから、エサには十分注意しなければなりません。
先ほども紹介しましたが、ちょっとした変化を起こしてから数時間で亡くなってしまうケースもあるようですから、日頃から文鳥をよく観察しておくと言うのが一番いいのかもしれません。