文鳥をよく見ると以外とコントラストがキッチリしていて羽色が綺麗だとは思いませんか?
グレー?色以外にも最近ではさまざまな色の物が出ているので、ペットとして飼うとかなり癒されそうです。
そんな文鳥でも病気になる事はあるのです。
文鳥の胸や首が腫れる原因は何か?
文鳥を放鳥して捕まえる時に、あれ?っと思う事がある方や経験した方も多いと思います。
文鳥の胸や首などが腫れている原因は言ったい何なのでしょう。
文鳥の体はあれだけ小さいにも関わらず、甲状腺に腫瘍を患う個体がかなり多いのです。
但し、なぜ甲状腺に腫瘍が出来るかなどはまだ不明確な状態でもあるようです。
腫瘍が出来る事がわかっている1つの原因としてはヨード不足が上げられています。
ヨード不足が甲状腺に作用して甲状腺ホルモンを多く分泌しようと大きく肥大化していきます。
ヨード不足の時には食べ物によって更に甲状腺腫誘発物質がホルモンの生成を妨げてしまっているとも言われています。
その食べ物にはどんな物があるのでしょう。
甲状腺腫誘発物質が確認されている食べ物
- 大豆
- なたね種子
- ケール
- キャベツ
- ブロッコリー
- かぶ
- 小松菜
- チンゲン菜
などで確認がされています。
その他に腫瘍となる原因には塩素や有機リン等の化学薬品(農薬)などが関与している事も考えられています。
文鳥の胸や首の腫れの症状や対処はどうすれば?
文鳥の胸や首が腫れる原因が甲状腺のガンである甲状腺腫である場合には、症状として、甲状腺が肥大するにつれ文鳥の呼吸気管を圧迫していきます。
そうなると気管が圧迫される事で呼吸がしにくくなっていきます。
普通の呼吸が出来なくなるために、口呼吸に変わって行き更に音を発生させる場合もあります。
対処法となると一番いいのは鳥が見れる動物病院へ連れて行くのが一番です。
家で文鳥を甲状腺腫にならない為に予防策を講じなければなりません。
予防法としては、ヨードを日常的に与える事がいいのですが、文鳥に与えるエサからは十分なヨードを補給する事が出来ません。
ヨードを含む栄養剤を水に溶かして、水受けに入れておく事が一番手っとり早く文鳥にヨードを摂取させることが出来ます。
この他に食べ物にも気を付けなければなりません。
先ほど紹介した食べ物は文鳥には与えずに、ヨードを含む食べ物を与える様に変更する事が望ましいです。
ヨードを含むエサ
- サラダ菜
- 春菊
- パセリ
- 大葉
などがいいでしょう。
また水受けに入れる水は、浄水器を通して塩素を取り除いたものがいいです。
大事な文鳥を病気にさせるのは、間違ったエサの知識ですから、正しい知識を覚えることで文鳥は長生き出来るのです。
まとめ
文鳥の胸や首が腫れる原因や対処法・予防策について紹介してきました。
日頃から文鳥を世話する事で甲状腺が腫れているなどがわかるので、早期発見にもつながって行きます。
鳥だから、葉っぱなら何でも食べると思わずに、ペットにエサを与えるのも人間。
ペットを病気にするのも人間と言う事を忘れない事が一番重要なのかもしれません。
文鳥の世話は大変かもしれませんが、1つの命を預かっていると思って文鳥を大切に飼って下さい。