生き物を飼う以上、臭いという問題がつきまとうものですね。

その中でも文鳥は嫌な臭いが少ない飼育しやすいペットですが、思わず顔をそむけたくなるような臭いを発していることがあります。

原因はフンと尿が一般的ですが、文鳥のフンと尿は強烈な異臭を発している訳ではありません。

このため、強いに臭いをだしている場合、何かしらの異常が起きている場合があります。

文鳥 臭い 病気

中毒症状とケージ環境が臭いの原因

鳥の習性のひとつが、小石など堅い物を飲み込むことです。

これは、砂嚢で食べた物の消化を促すためにおこないます。

この習性のために、文鳥を室内に放したときに金属片を飲み込んでしまうケースがあり、金属片が原因の金属中毒を発症します。

ケージ内が汚れて不潔な環境も、文鳥の臭いの原因となります。

文鳥の健康や衛生の面からも、清潔な環境を整えてあげましょう。

臭いをともなう中毒症状

フンや尿の嫌な臭いは、飲み込んだ金属の鉛が原因の重金属中毒によるものです。

フンは濃緑色や血便がでて、尿は赤色やオレンジ色、または血尿がでるなどが中毒による症状です。

いづれの症状も嫌な臭いをともないますが、重金属中毒が悪化すると食欲低下や嘔吐、興奮しパニック状態を起こすなどの病気へとつながります。

病院などへの対処は早い方が良いため、文鳥の嫌な臭いは異常を示すシグナルと心掛けましょう。

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水浴びとグッズの活用

ケージ内のフンや尿の処理を適切におこなわないことも、文鳥の臭いの原因となります。

羽や足などに未処理のフンや尿が付着するためですが、そのままでは感染症などの病気を起こす恐れや、ダニが発生する場合もあります。

このような汚れに対して効果的なのが水浴びです。

ポイントは専用の容器に常温の水を入れること、お湯やぬるま湯では、文鳥が必要とする脂分まで落とす恐れがあるためです。

臭いに対して消臭剤を用いる方法も有効ですが、文鳥の健康に配慮して天然成分で作られた消臭剤を使用します。

まとめ

ここまで、文鳥の臭いの原因と病気発症の恐れについて見てきました。

生きるための習性は抑えようがなく、文鳥が金属片を呑み込んでしまうことは仕方のない面がありますね。

臭いの異常をキャッチして対処することは飼っている人の重要な役目といえるでしょう。

また、文鳥にはいつまでも元気でいてほしいものです。

面倒がらずこまめに水浴びやケージの掃除を心掛けるべきですね。

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