文鳥を元気に育てるために、放鳥と爪切りはとても大切です。
ケージの中から取り出し、室内で自由にさせる放鳥は、ストレスを解消させると同時に飼い主とのスキンシップの時間です。
爪が伸びた状態では、止まり木や巣箱に引っ掛かるなど、ケガの原因となります。
ここでは、文鳥飼育のポイントである、放鳥や爪切りについてご紹介します。
放鳥と爪切りの頻度や注意点
ケージの中に1日中いると運動不足にもなりますし、ストレスも溜まります。
せめて室内とはいえ自由に飛ばせてあげたいものです。
飛んできて肩に乗ったり、手に乗ったりと飼い主にとっても、文鳥とコミュニケーションを楽しめる時間です。
止まり木などで身体を保持する爪のケアは、思わぬ事故や怪我を防ぐため、こまめにおこなう必要がありますが、爪切りには十分な注意が必要です。
1日1回は放鳥させましょう
放鳥の頻度に特別な決まりはありませんが、少なくとも1日1回は放鳥をおこない、室内を飛び回らせたり、遊ばせたりする時間を作りましょう。
このとき注意することは、文鳥が外に飛び出さないように、ドアや窓を閉めておくことです。
万が一にも文鳥を踏む、傷つけることがないように、同居している家族全員に放鳥していることを伝えるべきでしょう。
また、タバコや金属片など文鳥が口にして危険なものは、あらかじめ除いておくことも忘れてはいけない注意点です。
爪切りは状態に合わせて
爪が伸びすぎていると、放鳥のときにもトラブルの原因となります。
カーテンやカーペットなどに引っ掛かり、ケガをしやすくなるため、こまめな頻度で爪切りをおこないましょう。
文鳥の爪切りは3歳くらいからが一般的ですが、十分な注意が必要です。
人間用の爪切りで対応できますが、爪の根元には血管が通っているため、少し離れた位置から切り取り、血管を傷つけないように心掛けましょう。
まとめ
ここでは、文鳥の放鳥と爪切りについて紹介しました。
室内を遊びまわったり、飼い主の指をカプカプ噛んだりする姿はとても可愛いものです。
ぜひ、自由な時間をつくってあげましょう。
爪切りを1人でおこなうのが難しい場合には、2人で組んでおこなうと、切りやすくなります。
試してみてくださいね。