パンパンに膨らんでいる状態というのは、いつ弾けるか心配になってしまいますが、文鳥の首元にあるそのうは、実際ビックリするほどパンパンに膨らみます。
半透明の袋ですが、残っているエサの状態や袋の色で健康状態を知ることができます。
ここでは、文鳥のそのうの見方について見ていきましょう。
そうのって何?役目と見方を知ろう
食べたエサを一時ためておき、水分と合わせて消化を助ける役割を担います。
すべての鳥類に付いているものではありません。
首元にあり、羽が伸びきっていないヒナの場合、外側からでも形状がしっかりと分かります。
形状が分かり半透明でもあるため、パンパンに膨らんでいくそのうの状態や、時間が経った後に残っているエサの量が分かるなど、様々な情報を得ることができます。
血管が分かるほど膨らみます
風船が膨らむという例えが使えるほど、文鳥のそのうは膨らみます。
たまっているエサがなくなると、ペタっとしぼみますが、満腹状態になると赤い血管の色が分かるほどです。
基本的にヒナが欲しがるだけエサを与えて良く、満足すると口を閉じます。
大きく口を開ける、そのうが一杯になるまでエサを欲しがる状態が、元気な文鳥の見方になります。
起きたのにうとうとしてて
ピノへの餌やりが
約1時間オーバー💔😵
待たせてごめんね😂
…そのうがパンパン、笑#文鳥#ヒナ pic.twitter.com/OOL7NczcCZ— ⁂yuki⁂ (@ciroru_pino) 2016年10月8日
そのうにエサが残っているときは注意
パンパンとなったエサが、概ね4時間程度で消化される状態が理想とされますが、いつまでも、そのうにエサが残っている場合は注意が必要です。
消化不良を起こしており、そのままでは炎症となり「そのう炎」を発症します。
症状の見方は、そのうが炎症のため赤い色になっている、口から嫌な臭いがでているなどが挙げられます。
そのうが白い色になることも問題です。
室内の湿度が少なすぎると、そのうが乾燥し白くなります。
そのままでは、そのう内のエサが固まり食滞を起こすリスクが高まります。
まとめ
ここまで、文鳥のそのうの見方について見てきました。
エサが残っている、そのうが赤い色になっているなど、今回お伝えした見方を知ることで、文鳥の健康状態を判断する材料となりますね。
パンパンに膨らんでいく様子にはビックリするかもしれませんが、しっかりと確認していきましょう。