文鳥はインドネシアの固有種が大元のようです。
そこから、インドや中国に広がり、現在では南太平洋諸国に分布しています。
文鳥は日本の鳥ではないのです。
南太平洋と言う事は暖かい所が大好きな鳥と言う事になりますよね。
文鳥は寒いのが苦手な鳥と言うのは本当?
文鳥の分布図をみると、南太平洋を中心に生息している事がわかります。
では、日本でペットとしてペットショップで販売している文鳥は野生のものなのか?と思っている方も多いと思いますが、実は日本の繁殖業者によるものか、台湾の繁殖業者から輸入したものとなります。
そうなると、日本の冬の寒さも耐えきれるのでは?と感じますが、繁殖業者によって繁殖された文鳥でも寒さには弱いようです。
文鳥は寒さに弱く、寒さが続くと病気にかかりやすくなります。
文鳥が寒さが苦手と言う事ですが、どのくらいの温度が適温になるのでしょうか?
基本的には、30度くらいが適温とされていますが、実際は22~25度くらいの室温でも大丈夫な様です。
ただ冬場などは、飼い主が寝る時に暖房を切ってしまう為に、室温が落ちて行きます。
この時の温度差が10度以上にならないようにしておけば、病気にかかるような事は無いようです。
室温の気温差が10度以上にならないようにするには鳥かごヒーターを使用しながら保温管理をするようにした方がいいでしょう。
後は、鳥かごに毛布などを撒いておくと保温につながるので、冬場の夜はヒーターと毛布で保温対策は十分にできます。
文鳥が病気にかかった場合には保温はした方がいいのでしょうか?
文鳥の病気にはいろいろなものがあります。
特にそのう炎は、文鳥が掛かりやすい病気の一つです。
文鳥の首元にエサを溜めるそのうに炎症が起きてしまう病気です。
- あくびや嘔吐
- 水をたくさん飲む
- 水分の多い糞又は下痢をする
- そのうにいつまでもエサが残っている
- そのうが、あかく充血している
このような症状が文鳥に見て取れた場合にはそのう炎を発症している可能性が高くなります。
このような病気の場合には、室温は30℃湿度は60%を保つようにしましょう。
文鳥だけでなく鳥は乾燥しているが苦手なのです。
乾燥している事で、感染症などを引き起こす可能性もあるので、保温の他に保湿も病気予防や病気時には大事になります。
文鳥が病気になってしまったり、病気に病気予防のためには「保温・保湿・栄養・清潔」が大事です。
また、病気になる前に、鳥を見れる獣医師が近くにいるのかを調べておく方がいいでしょう。
まとめ
文鳥は寒さが苦手なのか?と、文鳥が病気にかかった時には保温した方がいいのか?について紹介してきました。
文鳥は飼い主にかなり慣れるので、そんな癒しの存在でもある文鳥が病気にかかったなんて事は誰もが嫌ですよね。
初心者でも飼いやすい文鳥ですが、飼い主の飼い方によってはすぐに病気にかかってしまいます。
「保温・保湿・栄養・清潔」を守る事だけでも、病気にかかりにくくなります。
最低でも毎日1回は文鳥の世話をする事は大事な要件の1つです。