文鳥を初めて飼い始めてから、文鳥に癒されている方も多いのではないでしょうか。
そんな時に文鳥の糞の色がおかしいのでは?と感じる事も多々あると思います。
文鳥の飼育本を読んでも、病気なのか?健康なのか?いまいちわからない場合もありますよね。
文鳥の糞の色が緑色だった場合
文鳥等の小さい鳥類の場合には食事は種子食を取ると黄褐色~深緑色になる事が多くなるようです。
食事の際に着色されている物を食べると、そのままの色が糞に現れてしまう傾向が高いようです。
鳥類の場合、糞の色は胆汁色素や食物・摂取量と食べたものの通過速度に影響を受ける事が多いです。
また、鳥の胆汁にはビリベルジンと言う成分で、その胆汁の色は濃緑色をしています。
糞の色には緑色が混じった状態になっているのが正常な色合いといっていいでしょう。
但し、色鮮やかな濃緑色をしていた場合には病気を疑う必要性があります。
特に考えられるのは重金属による中毒症を起こしている可能性が高くなります。
この症状を出す金属としては、鉛が体内に入ってしまい中毒をおこしていると考えた方がいいでしょう。
重金属症状で糞が鮮やかな濃緑色をしている場合には病院でレントゲンによる検査が必要になります。
重金属中毒症状以外に緑色をしている糞をする場合には、食べ物の摂取量の低下や感染症に着色されている青菜の摂取などが考えられます。
糞に粒上の物が混じっている場合には、カンジタやメガバクテリア・寄生虫等による感染や胃がんや胃の蠕動以上も考えなければなりません。
文鳥の糞の色がオレンジだった場合
先ほども紹介しましたが、文鳥等の糞の色は胆汁のビリベルジンが作用して緑色が混じった状態が正常なのですが、食べ物によっても色見が変わったりもします。
特にオレンジ色の糞などした場合には、確実に病気なのでは?と疑ってかかってしまいますよね。
確かに食事の色がそのまま糞に反映すると言っても明らかにオレンジ色は不自然に感じていましますよね。
ネクトンを食事に混ぜた場合には、ネクトンに含まれているビタミンの色が尿から排出された可能性もあります。
また肝臓障害を患ってしまった文鳥の糞にはオレンジ色の糞をする事が多く見受けられます。
肝機能障害の黄疸の可能性が高くなります。
この場合には文鳥のお腹の羽をよけるようにしてお腹の皮膚の色を見てみましょう。
もし皮膚の色が黄色くなっている場合には、肝臓に付いた脂肪の色が皮膚の表面から黄色く見えます。
またこの時に胸の所に1~2mm程度の黒い影が肝臓になるのですが、このサイズよりも黒い影が大きくなっているようであれば、何らかの肝機能障害をこの文鳥が持っていると言う事になります。
この様な場合には即座に鳥が見られる動物病院へ行くことが望ましいです。
まとめ
文鳥の糞の色が緑色やオレンジだった場合の原因や症状について紹介してきました。
文鳥は小さいだけに、病気にかかるのも早く、手当が遅れると亡くなってしまう可能性もあります。
取り合えずは様子を見るのではなく、病院へ行って見る事が一番大事です。
そこで大丈夫なら自宅で、様子を見ながら文鳥と接してあげるのが一番の対策になるのではないでしょうか。