人間どうしであっても分かり合えないことがあったり、衝突したりします。
飼い主と文鳥の関係は、分からないことだらけだと思います。
では、換羽期の文鳥に私たち人間はどんな関りをもっていけばよいのでしょう。
換羽期の文鳥との付き合い方を知ろう!食事や関わり方を中心として!
今回は、換羽期の文鳥とうまく付き合っていくための方法を紹介したいと思います。
飼い主は文鳥をサポートする役目を担い、しっかりと支えていくことがとても大切です。
換羽期の文鳥の餌は?食べる量は?
羽を構成している物質として特徴的なのは、「タンパク質」・「カルシウム」などです。
羽を作り出すために失われていく栄養を補うことが重要です。
文鳥の換羽を安定した状態で行うには、これら栄養素が十分に供給できる環境を整備する必要があるでしょう。
一般的に換羽期を迎えた文鳥は、羽を作り出すため食欲が旺盛になります。
ペレットタイプの餌ではなく、種子を与えている場合はグラム当たりの栄養分が限られますので、量を増やしてあげましょう。
栄養素を補うために青菜やカルシウムを含むボレー粉なども与えてください。
ペレットを食べない個体には、市販の粟玉でタンパク質を補給するようにしましょう。
換羽期の注意点!水浴びは?
換羽期は、部分的に羽が抜け変わっていきますが、通常の状態よりも自分の身体を温める能力が劣ります。
ですから、体力の低下を防ぐため、あれだけやっていた水浴びの回数が減ってしまうということも珍しくはありません。
また、同じ理由から放鳥をしたとしても、飛ぶことを控えるようになります。
そうかと言って、無駄に体力を消耗させないようにと、ケージの中に文鳥を閉じ込めておくのはダメです。
文鳥のペースに寄り添って、飼い主は遊びに付き合ってあげるようにしましょう。
冬場であれば、ケージ内の温度が28℃前後になるように、ヒーターなどを使って暖めてあげましょう。
まとめ
換羽期になると文鳥は食欲が増してくるので、羽を作るための栄養を含む食べ物を豊富に与えるようにしましょう。
この時期は、体力を温存するために、水浴びをしたり、飛び回ったりすることが少なくなってきます。
飼い主は文鳥の様子を見ながら適した餌を与え、しっかりと温度管理を行っていきましょう。