換羽と言ったら春のイメージが強いですが、冬に換羽をすることもあるようです。
では、なぜ冬に換羽するようになってしまったのでしょうか?
また、換羽の時期になると、文鳥にどんな変化が現れるのでしょうか?
調べてみました。
寝ることが多くなった文鳥!冬だから?それとも、換羽の時期だから?
寝てばかりで元気がない、病気かと疑う前に、チェックしてほしいことがあります。
もしかしたら換羽のサインかもしれないのです。
そんなサインを見落とさないように、換羽にまつわる重要情報を紹介していきたいと思います。
換羽の時期に見られる3つのポイント!
まず、不必要な体力の消耗を避けるため寝ていることが多くなります。
換羽の時期は、約1ヶ月と長期にわたるため体力を温存しておくために、活発に行動することはなくなります。
次に、急激な性格の変化が見られることが多いです。
それまで手の上に載せても嚙みついたりしなかった、文鳥が攻撃をしたり、威嚇をしたりするなどの行動をとります。
最後に、くちばしの根元の方から毛が抜け落ちることがよく見られます。
個体差は見られますが、ほとんどの文鳥がこの部分から抜け始め、生え変わっていきます。
時季外れの換羽はあるの?
一般的には、春から初夏にかけて多く見られますが、現代では冬でも換羽をする姿を目にすることも珍しくありません。
自然の環境と違い、室内で飼育されているため、夏でも涼しく快適に、冬でも暖かく過ごせることが要因となっているかもしれません。
人工的な環境によって年間を通して春のような状態なので、冬であっても換羽しやすいのです。
ただし、冬場に換羽した場合は、ヒーターなどをケージの底に敷いて28℃前後の温度と湿度60%を保つようにしましょう。
冬の換羽はしっかりと飼い主が行き届いたケアしていくことが重要です。
まとめ
文鳥が換羽の時期を迎えると、特徴的なことが3つ確認できます。
従来は3月~6月にかけての換羽が一般的でしたが、今では冬に換羽することも少なくありません。
冬の換羽は、少々文鳥には辛いものがありますから、しっかりとサポートを行っていきましょう。