羽毛をもつ動物は、ある時期がくれば羽が生え変わることが珍しくありません。
これを専門用語で、「換羽（かんう）」と呼ぶそうです。
文鳥の換羽について、あまり知られていないことを中心に紹介していきたいと思います。
換羽の秘密！抜け変わるまでの期間は長いの？促すものは何？
ただ羽が生え変わるだけではなく、きちんとした生活を送っていないと抜け変わることができないそうです。
では、しっかりと換羽させるために、どんなことをしてあげたらよいのでしょうか？
この時期における注意点は何かあるのでしょうか？
子どもの羽から大人の羽へ！換羽を促すものは？
子どもの羽から大人の羽に変わりますが、「ヒナ換羽」と呼ばれています。
これは、生まれてから最期を迎えるまで1度だけです。
ヒナ換羽は、生まれて数ヶ月から始まり生後５カ月頃には終わってしまいます。
この時期は、ヒナの体調を崩すおそれが強いので、注意が必要です。
体温の低下が懸念されますので、ヒーターなどを使うようにしましょう。
換羽を促しているのは、体内で生成されているホルモンが関係しています。
これは日照時間の長短に左右されるので、正常に換羽させるためには、規則正しい生活をさせるようにしましょう。
換羽が始まる順番は？精神面は？
換羽の時期は個体差がありますが、３月～６月までの間の約１カ月がそれに当たります。
飛行能力を保ったままの状態で、少しずつ時間をかけて、生え変わっていくため期間を要します。
特に、５月～６月に換羽期が来る場合が多く、くちばしの根元あたりから抜けていくそうです。
発情期が終わると、換羽期が始まると覚えておきましょう。
また、体力のない老鳥は、換羽期はそれよりも長く、数カ月かかります。
この時期の文鳥は、精神的に不安定で、神経質になったり、イライラしたり、落ち着かない状況です。
いつもと違った様子が見られるかもしれませんが、そっと見守ってあげましょう。
今のりんたろう
換羽が進んだら、ハゲてた頭頂部が…
「モヒカン文鳥」誕生！(⌒-⌒; )#文鳥 #換羽 #モヒカン pic.twitter.com/tzweOB1bIi— 空乃木屋文鳥左衛門 (@soranokiya_bun) 2017年6月10日
まとめ
換羽は大きく分けて2つあり、ヒナ換羽は一生に1度、換羽は年をとるまで行われていきます。
スムーズに換羽を促していくためには、しっかりと規則正しい生活をさせる必要があります。
また、この時期は精神面に影響が強く出ますので、配慮してあげましょう。
