どうしても食べてくれないと、特に雛の場合は心配になってしまいます。
雛から育てる人は少ないかもしれませんが、誰でも同じような経験をするかもしれません。
ですから、雛が餌を食べない時の対応について紹介したいと思います。
文鳥の雛が餌を食べないときの対処法!原因は?挿し餌にしてみよう!
何らかの原因があって食べてくれないのでしょうか?
そんな時におすすめなのが挿し餌です。
雛の食欲不振の原因とその対応について説明していきます。
文鳥の雛が餌を食べない原因は?対応策は?
あるペットショップの店員さんによると、最近の雛は昔に比べると軟弱なものが多いそうです。
日本国内には、今から60年前はブリーダーが210戸だったのに対し、今では5戸と少なくなってきています。
そのため、遺伝的に近い個体どうしで繁殖を続けていると、どうしても弱くなってしまうようです。
鳥類だけに限らず、遺伝的に遠い者どうしで交配を行った方が強いのだそうです。
一番の要因は環境の変化によるストレスを挙げることができます。
私たちにできることは、ベストな環境を維持してあげることですから、温度や湿度に気を配りましょう。
そして、過剰に刺激を与えず、そっとしておいてあげましょう。
挿し餌を与えたら…?それでも、食べない場合は?
初めのうちは挿し餌を食べ終えるのに時間がかかってしまいますが、だんだんと慣れてくるようになります。
ある程度食べてくれるようになるまで数日、10日前後もすれば、しっかりと食べられます。
その際、1回の挿し餌は数分で終えることができます。
挿し餌を与える際の注意点は、温度を40℃前後に保つことです。
文鳥の体温に近いと食いつきがよくなるようです。
それでも食べずに、数日が過ぎてしまった場合は、動物病院へ連れて行きましょう。
まとめ
文鳥の雛はとてもデリケートで、ちょっとした環境の変化によって食欲不振に陥ることがあります。
そんな時は、待ちの姿勢で、目先を変えた食事の与え方をしてみましょう。
絶食の日数が数日間にもなる場合は、動物病院に連れて行く方が賢明です。