飼育している文鳥が知らない間に産卵しているという場合もあります。
無精卵であった場合には飼い主がそっと取り除いてあげることで解決できます。
しかし、中には有精卵であっても文鳥が自ら卵を捨てるような行動をしたり、温めることをやめてしまうこともあるようです。
このような行動について、なぜ起こるのか気になりますよね。
文鳥が卵を捨てている?
そもそも文鳥はどれくらいの個数の卵を一回に産んでいて、そのうちのどれくらいを温めているのか知っていますか?
文鳥は一度の産卵に一週間くらいの期間をかけるようです。
その間に、5個くらいの卵を産みます。
しかし、温めるのはすべての卵を産み終わってからということのようです。
ですので、一個産んでいるのを発見した時に温めていないから育たないと判断することはやめてください。
もしも撤去してしまったら、足りない卵を補うようにさらに産み続けるようなのです。
そうすれば、卵詰まりの危険性も高まります。
すべての卵を産んだ時から、オスとメスが交互に温めるようなのですが、そのような行動が見られない、中には自分で産んだ卵を巣の外へ捨ててしまう文鳥もいるようなのです。
人の手によって有精卵なのか確認し、保護してあげることも出来ますが、少し考えてから行動したほうが良さそうです。
雛の世話をすることができるのか、今後も同じように人が世話をするのであれば、文鳥に親鳥の自覚が芽生えることは無いようです。
繁殖させることを目的として産卵させているのであれば、辛いかもしれませんが、親鳥が子育てをするようになるまで手を出さないほうが文鳥の為になるのかもしれません。
捨てている卵はどうすべき?
一言でいえば、育てるという気持ちが文鳥に無いことが原因だともいえるような行動ですが、一度巣から出してしまったり、温める行動を中止してしまったらどうすれば良いのでしょうか?
残念ながら卵を巣に戻しても雛が成長することは望めません。
その時点で育児放棄をしていることになりますので、卵に対して愛情が無いのです。
人の手によって孵化させることも出来るようですが、中止卵となってしまったあとでは無理だと思います。
まとめ
文鳥がどうして卵を外に捨ててしまうのか、はっきりとした理由は分からないかもしれません。
しかし、これ以上温めても仕方ないと判断した結果だと受け入れて、次回の産卵では無事に子育てをしてくれることを期待したいですね。