すっかり手乗り文鳥に育った個体は、1羽飼いの場合、ほとんど飼い主をパートナーと思い込む様です。

ペアで飼っても、飼い主を忘れるわけではありません・・・と経験のない私は思いたいのです。

文鳥が見せる飼い主へのしぐさについて、また私の疑問について、考えてみます。

文鳥 飼い主 呼ぶ 求愛 忘れる

よく慣れた手乗り文鳥のしぐさ

飼い主の手で雛から育てられた文鳥は、飼い主を心から信頼し、様々な表情を見せます。

  • 飼い主が気付くと腕に止まっている
  • 飼い主が手のひらをお椀の様にすると、その中にすっぽりと入って落ち着く(眠る)
  • 飼い主の側を離れない(飼い主の後を追う)
  • 飼い主に話しかける
  • 呼ぶと返事をする
  • 呼ぶと飛んで来る
  • 飼い主を呼ぶ
  • オスの場合は、飼い主に求愛する
  • 飼い主に餌を吐き戻す(飼い主に与えようとする)

・・・など。

例えば、2羽飼いでは、1羽が飼い主のそばにいたり、飼い主との触れ合いを目にすると、必ずもう1羽が飛んできてヤキモチを焼き、先にいた方を追い払おうとする様です。

また、飼い主が呼ぶと、先を争って自分が先に到着しようとする様です。

そして、相手が羽を広げられない様に、身体を密着させて、阻止しますが、お互いが羽を広げられないいら立ちで、言い争いをしたりもします。

飼い主から見れば、これほどの文鳥の「愛情」を感じる時はないでしょう。

飼い主の姿が見えないと、文鳥は、懸命に飼い主を呼びます。

姿を見せると静かになりますが、また隠れると、また呼ぶ様です。

それほどに呼ぶのであれば、文鳥の方から飼い主へ近付けば良いと思うのですが、文鳥は、見慣れない場所(行動範囲以外の場所)には、余り行きたがらない様です。

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文鳥の求愛行動

文鳥の求愛ダンスは、「オスだけが(鳴きながら)ダンスをするもの」と思われていますが、実は、メスも踊る様です。

調べによると、オスメスがペアになる前の段階で、両方が踊り、「踊り=コミュニケーション」であり、両方が踊るからこそ、ペアが成立するというものでした。

この求愛ダンスを、飼い主を相手にする場合があるそうですが、その個体にとって、飼い主が「ペアの対象」となっていることが分ります。

「文鳥の求愛ダンス」と検索すると、飼い主の指の動きに合わせるかの様に、鳴きながら求愛ダンスをするオスの姿を見ることができます。

飼い主は、言葉を発せず、ただ指を動かしているだけですが、その様子が、個体にとってメスに見えているのかも知れないと思いました。

文鳥が飼い主を忘れる時

直接、ショップのスタッフに聞いたところによると、次の様なことが起きれば、忘れてしまうかも知れない、とのことでした。

  1. 飼い主が、文鳥の合図を無視し続ける
  2. パートナーができて、飼い主との密着度が低くなる
  3. 長期(1か月以上)、会うことができない
  4. 里子に出す

・・・など。

ですが、調べによっては、意見も様々で、特に2と3では、個体によって違いがあるのかも知れないと思う様になりました。

文鳥は、「とても頭の良い鳥」だと書かれていることが多く、記憶力も良い方で、たいがいのことは思い出すということです。

ですから、1や4が、もしも個体にとって良い思い出でなければ忘れてしまうのかも知れないと思います。

まとめ

文鳥は、雛の頃からしっかりと育て上げると、飼い主にぞっこんの手乗り文鳥になることが分りました。

また、毎日世話をしてくれる飼い主の顔は覚えるそうなので、飼い主をすっかり忘れてしまうことはなさそうだと思いました。

文鳥に求愛される飼い主は、それだけで文鳥からの愛情を感じる瞬間だと思います。

文鳥が寿命を全うするまで、ラブラブな関係でいて欲しいものです。

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