日本固有の鳥のような凛とした佇まいを感じさせる鳥です。
何とその歴史は古く江戸時代の初めに日本に輸入され、徐々に広まっていったという逸話が残っています。
ペットとして飼育している人も少なくないと思います。
文鳥と冬!どうやって寒さを乗り越えていくの?
飼育していく上において厄介なのが温度管理です。
できるだけ原産地に近い状態で飼育する方が、文鳥にとってはストレスが少なくなります。
そこで季節の変わり目である冬越しのさせ方について調べてみることにします。
文鳥の出身地と冬の寒さについて
文鳥の英名は、java sparrowと綴りますから、つまり、ジャワ島の出身です。
出身地のジャワ島を有するのはインドネシアで、東南アジアの熱帯性気候の環境の中で生活してきたのです。
熱帯性気候という環境の下では、厳寒期の最低平均気温が18℃と高いのが特徴です。
日本でいうならば、最も寒い期間であっても沖縄県で文鳥は暮らしてきたとたとえることができます。
文鳥のヒナが育ち上がるまでは30℃~32℃、成育した文鳥であれば28℃で飼育するのが適温と言われています。
そんな文鳥にとって、日本の冬は厳しいものになります。
冬の寒さ対策におすすめなものは?
最初に家にあるもので手軽にできる方法を紹介したいと思います。
古くなった冬用の上着などでケージを覆うようにすれば、充分に適した温度を保つことができます。
どうしても気になる場合は、就寝前に湯たんぽをケージに設置して、毛布などでくるむようにするといいでしょう。
これなら湿度も保ちながら、ケージ内を暖めることができ、一石二鳥です。
もう少し余裕があれば、2,000円くらいで市販されているパネルヒーターをケージの底に置くことをおすすめします。
消費電力も少なく、手のひらサイズで場所を取らないからとても便利です。
まとめ
文鳥は日本原産だとずっと思っていましたが、意外にも南の出身で驚いています。
ですから、飼育する上において冬の管理方法は大切になってきます。
ペットの飼い主がしっかりと適切な対応をしていくことが、長く触れ合うことができる方法だと思います。