文鳥が側にきて唇をちょんちょんとつつく、「信頼関係バッチリ、この子に愛されてる」と思いがちですが、つつくという行動にはそれ以外にも理由があるようです。

また、唇や指先をつつかれて、閉口している飼い主も多いことでしょうが、このときの対応により文鳥との信頼がくずれる場合があるため、注意が必要です。

文鳥 唇 つつく

つつくことで文鳥の経験値はあがる

人間が物に触って情報を得る行動を、文鳥は嘴でつつくという行為でおこないます。

孵化して2ヶ月程度の時期は、つついたり噛んだりして、周囲にあるものが何かを確認しながら学習します。

成鳥になるまでの勉強、経験を重ねている状態です。

また、仲間とのコミュニケーションや感情を伝える場合にも、つつくという行動はみられます。

感情を伝える・コミュニケーションとして

十分になついた成鳥ともなると、甘えたように唇をつつき愛情や親密さを表現します。

反対に、機嫌の悪さを伝えるためにつつく場合もあり、例としては、寝ているところを無理矢理おこされるなど嫌なことをされた場面です。

仲間との遊びやコミュニケーションにおいても、つつくや軽くぶつけ合うという行動が見られます。

仲間の身体に付着している汚れを取ってあげるつもりで、唇付近で気になるところや指先のささくれをつつくと考えられます。

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痛いけれどじっと我慢

予測できていれば良いのですが、唇やささくれを突然つつかれると痛さと同時に驚いてしまいますね。

文鳥のつつき方は結構強く、思わず声がでてしまいますが、その後で叱りつけるまたは怒鳴りつける行為は好ましくありません。

それまで築いてきた信頼関係がくずれるためです。

また、オーバーなリアクションも、喜んでくれたと文鳥がとらえる場合があるため控えるべきでしょう。

叱るときは、静かなトーンで短めな言葉で叱ります。

まとめ

ここまで、文鳥が唇をつつく理由を見てきました。

個体差があるため、今回お伝えした理由にあてはまらない場合もあります。

しかしながら、文鳥は喜怒哀楽がハッキリしているため、唇や指先などをつつく行動には必ず理由があるはずです。

怒らずに一呼吸おいて理由を探し理解するように努めるべきです。

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