文鳥にとっての挿し餌とは、人でいうと離乳食の様なものかもしれませんね。
生まれてきたばかりのヒナは自分で親と同じような餌を食べることは難しく、人による挿し餌が必要になることがあります。
小さい時から世話をして、飼い主に慣れさせたいと思っている人にとっては必ず必要になることですよね。
そんな挿し餌はどのようにして作ることができるのか、調べてみましょう。
文鳥に必要な挿し餌を作ろう
どのような挿し餌を作ればよいのか、というのはヒナの成長に合わせて判断することが重要となります。
生まれて間もないヒナと、生後20日のヒナでは与える挿し餌が違ってきます。
生まれて10日くらいのヒナには、お湯で溶いたパウダーフードを与えます。
この時には、スポイトを使うと便利のようですね。
また、生後15日くらいを経過したらあわ玉をお湯でふやかしたものを与えてみましょう。
この時にも給餌スポイトが良さそうです。
さらに成長して20日くらいの時には他の栄養素も混ぜて大丈夫です。
小松菜などの野菜をすりつぶしたり、卵の殻を粉末にしたものも食べることができます。
卵の殻はすこし手間がかかりますが、是非与えてあげたい栄養だと思います。
具体的にどうやって作るの?
あわ玉を利用することが多いかと思いますので、その時の挿し餌の作り方を紹介します。
まず、小さじを山盛で1杯のあわ玉に対しお湯を2倍の高さになるまで入れます。
もしかしたら小さなゴミが浮いてくることもありますので、その時にはお湯を捨てて、もう一度新しいお湯に変えてあげてください。
また、作り置きはせずに、必要な量を毎回作ってあげましょう。
野菜などを与える時にも、お湯でふやかすことが必要になります。
時間が短く固いままだと、スポイトや給餌の道具が詰まってしまうこともありますので、十分軟らかくなったことを確認してから与えましょう。
水を完全に切ってしまっては、与えずらくなり食べにくいようです。
冷めてしまったら、少し温めてからヒナにあげる心遣いも忘れないでくださいね。
まとめ
いつまで必要なのか、というのは生後の日数よりもヒナの行動で判断するようです。
口を開けて餌を待っているのであれば、そのヒナにはまだ挿し餌が必要なのだそうです。
面倒でも、美味しい挿し餌を作ってあげたいですね。