文鳥は見た目ではあまりオスとメスの違いが分かりにくい鳥です。
では鳴き声に違いはあるのでしょうか?
ここでは文鳥の鳴き声はオスとメスで違いはあるのか、についてご紹介したいと思います。
文鳥の鳴き声、オスとメスの違い
文鳥の鳴き声のオスとメスの違いというと、メスはあまり鳴かない、ということでしょうか。
オスは割とよく鳴くのに対し、メスは「ピッ」や「チチッ」のように単発で鳴く感じです。
また、繁殖期になるとオスはさえずります。
鳴き声の一番の違いはこのさえずりでしょうか。
また、繁殖期になるとメスもいつもつ違う鳴き声を出し、「キャンキャン」「キュンキュン」のような鳴き声を出すようです。
オスのさえずり
文鳥のオスは歌を歌うようにさえずります。
このさえずり、雛のころから練習をはじめており、これをぐぜりというそうです。
ぐぜりは「グチュグチュ」や「キュルキュル」という鳴き声から始まり、このぐぜりが始まることで、性別の目安になるようです。
さえずりは皆同じ歌をさえずるわけではなく、個々で違うようです。
「キュルキュルキュルピーヨピーヨ」などのように、特徴のある節回しで鳴くようです。
また、さえずりと同時に求愛ダンスを踊ることもあり、ピョンピョンとジャンプしながらさえずる文鳥の姿はとても愛くるしいですよ。
メスの繁殖期
メスは繁殖期になると「キャンキャン」や「キュンキュン」のように鳴き始めます。
そうなったら少し注意が必要です。
繁殖させようと思っているのならばいいのですが、そうでないならばメスが無駄に卵を産んでしまう可能性があるのです。
文鳥のメスにとって卵を産むことはかなりの負担になりますので、繁殖させる気がないのならば、なるべく発情させないようにしましょう。
発情を抑えるには
メスの発情を抑える方法をいくつかご紹介します。
夜寝る時間が長いと発情の原因となるので、部屋がくらい時間を11~12時間以上にしないようにしましょう。
粟玉などの高カロリーの餌を与えることを控え、壺巣などの巣作りしそうなものをケージの中に入れるのをやめましょう。
放鳥時間も減らし、必要以上に触ったり話しかけたりしないようにします。
また、室温を一定にしてしまうと季節感が無くなり、発情が続いてしまうことがあるので、あまり過保護にせず、ある程度の暑さ寒さに対応できる体力づくりをしましょう。
まとめ
文鳥の鳴き声でオスとメスの違いは、オスがさえずるということです。
飼い主さんになれている子の場合、飼い主さんに向かってさえずりと求愛ダンスを披露するそうです。
可愛いですね。
また、メスも発情期になると「キャンキャン」などの特殊な鳴き声を出すようになりますが、あまり発情させると卵を産んでしまう可能性があるので、このような鳴き方をしだしたら、かまうことを控えめにするようにしましょう。