文鳥を飼っている方は初心者の方から長く飼われている方までいると思います。
文鳥を飼うにあたっては、やはり病気の事等が心配される所だと思います。
では文鳥の病気や体調をどうすれば、すぐに見分けられるのでしょうか。
文鳥の病気を早期発見するには毎日のチェックが重要
文鳥を飼うと毎日朝一番で声をかける習慣を付けておくとよいでしょう。
その時に文鳥の様子を観察する事で病気への早期発見につながって行きます。
文鳥のこんな姿は要チェック
- じっとしていて、かつ姿勢が悪いとき
- 羽毛を膨らませている(具合が悪いと体温が下がり、羽毛を膨らませて体温をあげようとしています)
- 食欲の増減が激しい(体調が良くない時はエサを食べない状態になり、体温が低いとエサの量が増える場合もあります)
- 体重の増加が著しい(短期間のうちに体重が増加した場合は病気の可能性が高いです)
- 口呼吸をしている(口呼吸をしていて息苦しい感じだった場合には即病院へ行きましょう)
- あくびを頻繁にする(文鳥はあくびをしないので、あくびをするようなら病気の可能性があります)
- 目がキッチリ開いていない(感染症等に掛かっている場合に目がキッチリ開いていない事があります。またアイリングが腫れている事もあります)
- くちばしや脚の色が変(くちばしや脚が白っぽくなっている場合は病気のサインです。紫がかっていたら即病院へ行きましょう)
8点ほどチェックポイントを紹介しましたが、病気にかかるのは人間と同じ様にアッと言う間に侵攻してしまいます。
毎日のチェックが重要になってきます。
文鳥の目のまわりのアイリングが腫れているのはかなり危険な状態!?
文鳥は黒い目の周りにアイリングがあって常にぱっちりとした目が特徴的です。
この文鳥の特徴である目が眠そうだったり、虚ろそうだったり、アイリングが腫れている状態を確認した場合には、何らかの病気または感染症を疑っていいでしょう。
考えられる病気又は感染症:ワクモ
ダニの一種ですが、基本的には家庭内飼育での環境ではほとんど感染する事は無いと言われています。
養鶏場等の場合にはワクモの発生の可能性が高くなります。
ワクモが発生する原因は不衛生な環境が一番に挙げられます。
また6月~7月の梅雨時に大量発生する事も多いので、この時期は特に注意が必要になります。
家庭で文鳥を飼っている程度であればワクモが発生する事は無いのですが、もしワクモに寄生された場合には、すぐに文鳥を病院に連れて行きましょう。
また文鳥を入れてあるケージや止まり木・エサ箱などは全て熱湯消毒をかけてワクモを撃退しましょう。
常に清潔であればワクモが発生して寄生する事は、ほぼありませんからね。
まとめ
文鳥の病気を早期発見するチェック法と、目のまわりが腫れているのは危険な状態?について紹介してきました。
文鳥を飼い始めて間もない方には、文鳥の病気がどう言うものがあるかわからないでしょうから、毎日の目視確認が早期発見するには一番いい方法だと思います。
それに、文鳥を飼う時には近所に鳥が見られる動物病院を探しておく事も大事です。
いざという時に、鳥は見られませんなんて言われる可能性がありますからね。