オスとメスのペアで飼育している場合、出産は避けては通れない出来事です。
もしそうなった場合、私たち人間は親鳥や雛とどういう距離感を保てばよいのでしょうか。
そこで今回は、文鳥の育児中にどのように接していけばよいかを紹介していきます。
文鳥の抱卵から雛の誕生、そして親鳥の育児への関わり方について
人間もそうですが育児中はストレスが溜まってしまうものです。
そこで私たち人間がストレスを与えないように、どのように接すれば良いのでしょうか?
文鳥が抱卵しているときの注意点は?どれくらいで孵るの?
文鳥の卵の大きさは、人間の人差し指の第一関節よりも小さいです。
1度に数個の卵を産み落とすのではなく、間隔を空けて1週間で5個くらい産みます。
3個~4個を産んだ時点で抱卵を始めますが、オスとメスが交替で行うのが普通です。
両親の愛情をたっぷりと注がれて、およそ18日前後で卵から孵ります。
その際、私たちが注意すべきことはとても簡単です。
どうしても気になるのは分かりますが、必要以上に巣の中をのぞいたり、卵を触ったり、などしないようにしましょう。
また、抱卵中は粟玉を与えないようにしてください。
文鳥の雛が誕生したら…関わり方や対応は?
生まれたその日は、お腹の中に養分を蓄えた袋を持っているのでエサの心配はいりませんが、翌日からエサを求めて鳴き声を上げます。
生後2週間くらいでやっと目が明き、だんだんと羽も生えそろってきます。
生後3週目で雛らしい姿になり、生後6週目にもなれば大人と変わらないくらいに羽も生えています。
ケージの掃除はせずに、エサと水を交換することのみに集中してください。
エサの与え方も独特で親鳥が口に含んで柔らかくしたものを、雛に与えます。
ですから、親鳥にエサや青菜などを豊富に与えるようにしましょう。
抱卵中とは異なり育児中は、粟玉を増やしてください。
まとめ
文鳥が卵を温めている大切なことは、私たち人間はストレスを与えないように必要最低限の関りを持つようにすることです。
育児中の文鳥への関わり方で重要なのは、親鳥にたくさんのエサを与えることと、あまり多く関わろうとしないことです。
そうすることによって、文鳥も人間もお互いにとって良好な関係を築いていくことができます。