繁殖目的でオスとメスのペアで飼育している場合は、特に気になることがたくさんあると思います。

ただし、遊び半分で繁殖させてしまうと命をもてあそぶことにつながります。

そこで今回は、文鳥の産卵に関するあれこれを紹介していきます。

文鳥 産卵 時期 時間 回数

メスの文鳥が母親に!産卵のサインは?要する時間は?何度、産むの?

恋は盲目と言いますが、それは文鳥であっても同じことのようです。

ひょっとしたら人間のそれよりも激しいかもしれません。

では、文鳥の繁殖期の裏側について話を進めていきたいと思います。

産卵の時期になったら見られる特徴は?

産卵の時期になると、オスもメスも非常に神経質になっており、攻撃的になり、気に食わないと相手を攻撃します。

成鳥から飼い始めた文鳥であれば、特に飼い主に対して攻撃をしてくることもあります。

止まり木などでオスとメスが寄り添って仲良くしている姿が目撃されることも珍しくありません。

オスが下を向いて腹をボールのよう膨らませ、跳ねることで、メスにアピールを行います。

その誘いを受け入れる場合は、メスは態勢を低くし、尾羽を小刻みに震わせます。

メスの文鳥が尾を振っていることがありますが、これは相手に対して好意を抱いていることを示しています。

オスとメスのペアで飼っていなくても無精卵を産むことがありますが、これは卵詰まりの危険を伴いますので注意が必要です。

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産卵の回数や孵るのにかかる時間は、どれくらい?

文鳥は9月から明くる年の5月にかけて、長期にわたって産卵を行います。

メスはオスと愛を育くみ、順調に育っていけば、それから2、3週間で産卵します。

メスの体内には、オスの精細胞を貯めておくところがあり、1つずつ受精させながら受精卵を作っていきます。

間を空けずに産み、1週間ほどかけて、合計5、6個を産卵します。

実際に飼育された人の話によると、これはあくまで平均で、3つ目の卵までは不規則な感覚で産むことが多いようです。

卵の大きさは、私たちの人差し指よりも少し小さめのサイズで、白色をしています。

およそ3週間の抱卵期間を経て、いよいよヒナが孵るようです。

まとめ

文鳥にも恋の季節が訪れますが、好き嫌いがはっきりとしており、相手が気に入らなければ攻撃することもあります。

産卵のペースは、メスの個体差はありますが、1個ずつを7日間かけて合計6個前後産み落とします。

産卵の裏側にこれほどの大きなバトルが隠れていたとは、想像もつきませんでした。

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