私たち人間であっても、何日も下痢が続くとつらいものがあります。
実は、そんなつらい思いを小さな文鳥も経験してしまうことがあります。
そんなときに、早めに対応できたら文鳥にとって心強いでしょうか?
調べてみました。
下痢をしている、原因を探ってみよう!重篤な病気にかかっているの?
下痢は体力を消耗するので、大きな病気にかかっていなくても飼い主にとってはとても不安なことです。
いったいどんな病気にかかっている可能性があるのでしょうか?
下痢を含む、他の症状と照らし合わせて、考えていきたいと思います。
クラミジア感染症の可能性が…!
この病気にかかった文鳥には、3つの大きな特徴が見られるようになります。
まず、食欲が減退し、行動力が低下してきます。
次に、お尻、口、目が粘性の物質による汚れで目立ちます。
最後に、糞が柔らかく、通常とは異なった色をしていたり、血が混じっていたりします。
実は、これは人間にも感染する病気です。
糞の乾燥したものを吸い込んだり、文鳥とキスしたりして感染してしまいます。
人間には、肺炎、気管支炎、中外耳炎など呼吸関係に症状が出てきます。
日頃からケージを清潔に保つようにし、感染が疑わしい場合は動物病院へ連れて行きましょう。
そのう炎にかかっているのかも!?
そのう炎にかかった文鳥には、次の3つの特徴が見られるようになります。
1つ目は、あくびを繰り返し、時には嘔吐するようなことが目立ちます。
2つ目は、水っぽい糞、あるいは下痢をします。
3つ目は、首元が赤く充血して、膨れたようになります。
これは、ハムスターのように餌を貯めておく「そのう」と呼ばれるところに炎症が生じる病気です。
原因はさまざまで、トリコモナスなどの感染症、人間の食べ残しを食べたり、誤った餌の与え方をしたり、などです。
発症した場合は、温度は30℃前後、湿度は60%以上に保ち、病院で診察を受けましょう。
まとめ
下痢が続く場合は、他の症状と合わせて考えていく必要があります。
下痢以外に症状が見当たらない場合は、単に水分を多くとり過ぎている可能性もあります。
大きな病気の可能性が少しでもあるのならば、少しでも早めに受診することをおすすめします。