昔からペットとして飼われていた文鳥。
手乗り文鳥にするなら雛のうちからお迎えしてお世話するに限ります。
では、文鳥の雛はいつ頃手に入るのでしょうか?
ここでは文鳥の雛が生まれる時期、販売されるときの値段についてご紹介します。
文鳥の雛が生まれる時期は?
文鳥には繁殖シーズンがあり、一般的には春と秋の年2回、雛が生まれるようです。
春は3~5月くらい、秋は10~11月が文鳥の雛が生まれる時期になります。
秋生まれの雛を育てる場合、気温に気をつけるようにしましょう。
雛を育てる最適温度は30度くらいです。
最低でも28度は欲しいところです。
ひよこ電球やペットヒーターを利用して温度管理をするようにしましょう。
夏場に雛は出回らない?
夏場にも数は少ないかもしれませんが、雛はいるようです。
ですが、夏に生まれた雛は体の弱い個体が多いらしく、通常お店などには出回らないそうです。
冬場も雛がいるかもしれませんが、温度管理が難しくなるので、一般の方は避けるべきかと思います。
文鳥の雛が販売される値段は?
文鳥の雛は成鳥となった文鳥よりも値段が低いようです。
また、種類によっても値段が変わるので、一般に流通している4種類の文鳥の値段をご紹介します。
白文鳥
ノーマル文鳥の繁殖中に突然変異で現れた真っ白な文鳥です。
アルビノとは違うため、目の色は赤くなく、黒い色をしています。
値段は2500~3500円です。
桜文鳥
最もポピュラーでノーマルに近い品種です。
白いまだら模様が花びらのように見えることから、この名前が付きました。
文鳥の中では一番丈夫な品種です。
値段は2000~3500円です。
シナモン文鳥
模様はノーマルとほぼ同じですが、色が薄茶色のシナモン色をしています。
黒を発色するメラニン色素が欠落しているために現れる色で、虹彩や瞳孔も赤色をしています。
メラニン色素が欠落しているので、長時間の日光浴は避けた方がいいようです。
値段は5000~6500円です。
シルバー文鳥
ノーマル文鳥のカラーが全体的に薄くなり、綺麗な銀灰色となった品種です。
こちらもメラニン色素の一部が欠落しているので、長時間の日光浴は避けた方がいいようです。
価格は5000~8000円です。
まとめ
文鳥の雛が生まれる時期は、1年で春と秋に2回あり、春は3~5月、秋は10~11月に生まれるようです。
雛の販売される値段は種類によって異なり、ポピュラーな白文鳥や桜文鳥は2000~3500円、シナモン文鳥やシルバー文鳥は5000円以上と値段が上がるようです。
これら以外にも品種としてはまだ確立されていませんが、クリーム文鳥やアゲイト文鳥などの珍しい文鳥は1万円以上するようです。
価格はペットショップなどにより違いますので、参考になればと思います。