文鳥のヒナの飼育をしていて、ちゃんと順調に成長しているのか体重など気になってしまいますよね。
可愛いがっている場合はなおさらです。
ここでは文鳥のヒナの体重や、保温についてご紹介したいと思います。
文鳥のヒナの飼育
ヒナの飼育で大変なのは、数時間おきのさし餌ではないでしょうか。
ヒナは生後1カ月を過ぎるくらいまでは、自分で餌を食べることができません。
親代わりである飼い主さんが数時間おきに餌を与えなくてはならないのです。
このさし餌、生後2~3週間のヒナには2~3時間おきに、生後3~4週間のヒナには3~4時間おきに行います。
餌は粟玉をお湯でふやかしたものに、パウダーフードなどをまぜて栄養を補ったものを与えるといいようです。
40度くらいに冷ましたものを欲しがるだけ与えてください。
生後4~5週間になるとさし餌の回数は1日4回、4~5時間おきに減ります。
このころからひとり餌の練習をするといいようです。
給餌用のスポイトについた粟玉をついばむようになったら、足元に乾いた粟玉を転がして、ひとり餌の練習をしてあげましょう。
生後6週間を過ぎると、一人で餌を食べられるようになるので、ケージで過ごす練習も始めます。
文鳥のヒナは生後50日ごろから換羽が始まり、約2ヵ月で成鳥となります。
成長した体重は
文鳥の成長した体重は、23~27gの個体が多いようです。
ですが、ヒナの成長度は体重で判断しない方がいいようです。
もともと体重が少ないですし、体格による個体差が大きいためです。
体重よりも羽毛の成長で判断した方がいいようです。
ですが、羽毛が生えそろった生後20日以上のヒナの体重が、満腹時で15gほどしかない場合は、病気の可能性があるので、病院へ連れて行った方がいいようです。
ヒナの保温は重要?
ヒナは羽毛が生えそろっていないので、寒さにはとても弱いのです。
羽毛が生えそろう生後20日くらいまでは、28~30度になるように保温してあげましょう。
羽毛が生えそろってからは25~28度に下げてもかまいませんが、ヒナが羽を膨らませていたら寒いということになるので、寒くならないようにしっかりと保温してあげるようにしましょう。
湿度は?
ヒナの飼育をしている間、湿度は60~80%に保つようにするといいようです。
濡らしたタオルなどをヒーターのそばに置き、湿度が上がるように工夫しましょう。
ヒナを飼育するときは温度、湿度をしっかりと測って飼育してください。
まとめ
文鳥のヒナの飼育では温度を30度前後に保温することが重要なようです。
体が冷えると命に関わる事態になることもあるので、保温はしっかりとしてあげるようにしてください。
また、湿度も60~80%になるように工夫が必要です。