初心者でも比較的飼いやすい小鳥として、セキセイインコに並んで名前が挙げられるのが文鳥です。
飼いやすいとはいえ、文鳥にも色々な種類があります。
どれが一番飼いやすいのでしょうか?
また、お値段の相場や、文鳥の飼育に必要な飼育用品(ケージなど)についても見ていきましょう。
文鳥の種類により、値段に差がある!ケージの値段もピンキリ!
文鳥にはいくつか種類があります。
「ノーマル文鳥」、「桜文鳥」、「白文鳥」の人気種を始めとして、「シナモン文鳥」、「シルバー文鳥」、変わり種の「クリーム文鳥」、「パイド文鳥」、「アゲイト文鳥」、「頬黒文鳥」です。
容易に入手可能な文鳥たちは値段も手頃で育てやすく、ペットショップではなかなかお目にかかれない希少種の文鳥たちは値段が張り、生まれつき体が弱い子が多く、飼育に慣れた人でないと育てるのは難しいでしょう。
文鳥の飼育用品として真っ先に思い浮かぶバードケージ(鳥かご)も、値段はピンキリです。
安かろう悪かろうの製品もあり、購入してみたら、使いにくくて困ったり、すぐに壊れてしまったりというトラブルが絶えません。
文鳥のお値段!相場は?
お店によってもかなり値段に差があります。
- ノーマル文鳥
黒い頭に赤いクチバシ、パッと見ペンギンに似ている文鳥がノーマルカラーとされているノーマル文鳥です。
桜文鳥と似ているため、混同されがちです。
1500円~2000円前後が相場とされますが、お店によっては9000円超えることも。
- 桜文鳥
ノーマル文鳥のカラーに白いぼかしが入ったものなど、模様にバリエーションがあります。
白いまだら模様が桜の花びらのように美しいので、桜文鳥という名になりました。
初心者でも安心して飼うことができます。
2000円~4000円前後が相場とされますが、お店によっては9000円超えることも。
- 白文鳥
白文鳥は、アルビノ種とは違い、色素を抑える遺伝子が作用して白くなっているのです。
うとうとと眠っている姿はまるで大福のようで、その可愛らしさから、白文鳥は不動の人気を誇っています。
比較的入手しやすく、初心者の方にもお勧めの文鳥です。
2000円~4000円前後が相場とされていますが、お店によって差がひらきます。
- シナモン文鳥
メラニン色素が欠落しているためシナモン色をした文鳥を、シナモン文鳥と呼びます。
虹彩や瞳孔は赤色です。
日光を長く浴びるのは良くないとされます。
5000円~8000円前後が相場とされますが、お店によってはもっと高値です。
- シルバー文鳥
ノーマル文鳥の色が薄くなり、シルバー色の体色をしたものをシルバー文鳥と呼びます。
日光を長く浴びるのは良くないとされます。
5000~8000円前後が相場ですが、お店によっては10000円を超えることも。
その他の特殊な種類の文鳥はお店で購入するのが難しく、文鳥ブリーダーから入手する方法があります。
文鳥の飼育用品(バードケージなど)のお値段!相場は?
「文鳥を飼おう」と決めた!
ですが、文鳥だけ自宅に連れ帰っても慌てるだけです。
とりあえず、基本の飼育用品を用意しておきましょう。
- バードケージ
文鳥のケージは広い分には問題がなく、目安としては幅35cm前後、奥行き35cm前後、高さ45cm前後のものを選ぶと良いでしょう。
ケージは1羽に1つ用意しましょう。
色々な形のケージが出ていますが、「文鳥が使いやすそうか」、「ブランコなどの遊具をおいても十分な余裕があるか」、「文鳥の出入り口が丈夫で壊れにくいか」、「人間が開け閉めするのに使い勝手が良いか」、「ケージの掃除がしやすいか」などで選ぶと良いでしょう。
文鳥が激しく餌を撒き散らす、水浴びで床がベチョベチョになることを考えれば、掃除がしやすいケージが良いでしょう。
一般的には四角いタイプのケージが多いです。
5000円~7000円が値段の相場ですが、お店によっても差があります。
ケージのほか、このような物も必要です。
- 止まり木
プラスチック製のものは水洗いができ清潔ですが、自然木を利用して太さに強弱をつけることで文鳥の脚にかかる負担が軽減されます。
- 餌入れと水入れ(それぞれに餌と水を入れる)
ケージに備え付けのものが使いにくそうであれば、別に用意してあげましょう。
文鳥が顔を突っ込んだときに、あまりに窮屈そうなものは避けた方が良いでしょう。
- 水浴び器
一般的に、文鳥は水浴びが大好きなので、やや大きめの物を準備しましょう。
そのほか、ボレー粉入れ&ボレー粉、菜さし、保温用品、温度計と湿度計なども必要です。
雛から迎える場合は、この他に雛用の餌やフゴなどが必要になります。
まとめ
文鳥を入手してから徐々に買い揃えるのではなく、予め、バードケージを始めとするこまごまとした飼育用品は全て準備しておきましょう。
文鳥を自宅に迎えてから慌てずに済みますよね。