私たちも一年、一年、年を積み重ねていけば、老いを認識することがあります。
文鳥の平均寿命は7年~8年と言われており、中には倍以上の18年もいきる個体もいるそうです。
そこで文鳥の年齢とともにライフサイクルについて考えていきたいと思います。
文鳥に現れる兆候!産卵や水浴びに適した年齢は?
せっかく文鳥の飼育を始めたのならその成長過程を把握しておきたいものです。
そして、そのサイクルを生かした飼育を行っていくと、ストレスを与えずに楽しく過ごさせることができます。
出産適齢期の年齢は?
後で説明しますが、人間の年齢に換算して考えると生後2年~3年だと言えます。
文鳥の年齢を人間のそれに換算する際に基本とするのが、生後1カ月の文鳥は10歳とみなして考えることです。
それ以降、生まれてから1ヶ月経過していくごとに12ヶ月を迎えるまで、人間の年齢を1歳加算していきます。
生後1年から8年までの文鳥については、年を経るごとに人間の年齢を9歳プラスしてください。
ですから、生後1年の文鳥は21歳ですし、3歳であれば39歳、8歳であれば84歳となります。
9歳以降の加算の仕方は、1年ごとに+4していく方法をとります。
水浴びができなくなるのは何歳から?
あんなに元気に水浴びをしていた、文鳥も生後7年以降になると、しだいに体重が減ってきます。
私たち人間も年を重ねるごとに、だんだんと食欲が落ちていくことと同じです。
筋力が低下することによって、羽を強く動かすことも難しくなってきます。
以前のように活発に飛んだり、動いたりすることも少なくなってくるでしょう。
老化が始まると足の筋肉が衰えてきて、止まり木に立っていることもままならなくなってきてしまします。
ですから、この頃になると水浴びを行うことは、もちろん厳しいですし、寿命を縮めてしまうかもしれません。
まとめ
文鳥のライフサイクルを考えていくと、出産に適した年齢は、生後2、3年だと言えます。
また、生後7年も経てば、体の機能に衰えが出てきますから、水浴びなどの激しい運動は控えるようにしてください。
人間よりも短命ですが、その短い時間の中で深い思い出を築いていきましょう。