いざ文鳥を飼育するとなって迷うのが飼育用品の取捨選択です。
飼育する際にツボ巣を使う人もいれば、そうでない人もいると聞きます。
では、ツボ巣を使った方がいいのかについて今日は調べてみたいと思います。
オスとメスの文鳥!ツボ巣は必須アイテム、それともサブ的なもの?
ツボ巣を使った方が文鳥は暮らしやすいのでしょうか?
それとも、ツボ巣がなくても文鳥は楽しく生活していけるのでしょうか?
これらの疑問について、これから回答していきたいと思います。
文鳥のオスにツボ巣は必要?
これは必須アイテムではなく、飼育していく上でのサブアイテムとして考えましょう。
本来、文鳥は繁殖期以外でも巣で眠る習性のある鳥ですが、巣がないと落ち着いて眠れないわけではありません。
巣がない場合は止まり木で眠れますから、まったく問題ありません。
文鳥の様子を見ながら、あまり眠れていないようでしたら、ツボ巣を設置してみてはどうでしょう。
オスであれば、メスのような問題を抱えてしまうようなこともありません。
ただし、幼い頃からツボ巣を使用すると足をあまり使わないので、健康を損なうおそれもあります。
文鳥のメスにツボ巣は必要?
メスを飼育する場合に、必ずしもツボ巣は必要ありませんし、むしろ入れない方がいいでしょう。
なぜなら、ツボ巣を置くことによって発情し、産卵を促してしまうおそれを招くことがあるからです。
出産自体はとても喜ばしいことですが、命の危険を伴うものですから、むやみに産卵させるのはメスの体に負担をかけてしまいます。
また、ツボ巣に足の爪をひっかけてケガをしてしまうことも多く見られるため、おすすめしません。
ですから、つがいで繁殖目的の場合か、老鳥や防寒対策のために使用するくらいにとどめておきましょう。
ツボ巣警備隊の皆さん。
ギャオ〜💥 pic.twitter.com/2wpaNXF0IM— 文鳥座 (@bunkiroku) 2017年6月28日
まとめ
オスもメスもツボ巣は、必需品ではなく、育てていく上において補助的なアイテムだと言えます。
また、メスにとっては産卵を促すおそれもあるため、使用することをおすすめできません。
オスとメスのペアで飼育していて、子どもを望む場合にのみ使うようにしましょう。