『ピッピッ』帰宅した時や起きた時に文鳥が鳴くと癒されますよね。

小柄なペットとしてマンションなどで飼う人も増えている文鳥。

放鳥してオモチャで遊ぶ姿や水浴びをしている所を見ると自然と笑顔にもなってきます。

そんな文鳥ですが、梅雨時期や夏場でも元気に遊んでいられるのに、よく見たら糞をしなかったり出なかったりする時を見た事はありませんか?

そこでお尻をフリフリしていても糞をしない、出ない時に考えられる病気について調べました。

文鳥 糞しない 出ない 病気

文鳥の便で分かる症状とは?

文鳥の排泄物で分かる症状は意外とたくさんあります。

糞の色がいつもと違ったり下痢になっていたり硬かったり出なかったりと様々な症状があります。

そこで排泄物の状態によって文鳥が今、どんな状態なのか知っておきましょう。

下痢

下痢とは便の形状がドロドロとしており水っぽくなっています。

多尿の場合と区別がつきにくい時もあり、尿が多く出て便と混ざり柔らかくなって勘違いしてしまう場合もあります。

水分の多い物を食べた時など多尿になったり便が緩く軟便になる事もあります。

また下痢は胃腸炎や中毒症などで良く見られます。

緑色の便

緑色の便は胆汁色素のビリベルジンと言う成分で濃い緑色をしています。

排泄物が鮮やかな濃い緑色だったり軟便だと中毒が疑われます。

特に貴金属中毒症が多く疑いがあれば病院でしっかり見てもらう事を勧めます。

白や黒の便

白い便が見られる時は炭水化物の消化がしっかり出来ていない事を意味しています。

通常、消化は消化酵素によってされますが、白い便の時は膵臓から消化酵素が出ていない事が疑われます。

また黒い便は胃で出血している可能性があります。

胃炎や胃ガン、中毒などで出血の傾向があります。

他にも血便や大型便などたくさんありますので、通常の便と違ったりしたら注意して見ておきましょう。

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便が糞をしない・出ない時は?

糞をしない・出ないなどの症状があれば『卵詰まり』の可能性があります。

症状としては脚が使いにくくなる、産卵の仕草はするけど産まず羽毛を膨らませたままにしてる、水ばかり飲む、肛門付近が膨らんでいる、便秘などがあります。

卵が卵管内に停滞している状態で栄養不足による発育不足、卵の形状などが原因とされています。

予防法は、日常からバランスの取れた食事を心がけて無闇に産卵をさせない様にする事です。

産卵をさせない様に巣を入れたり似ている物を入れない、繁殖行動に移る様な行動はしないなど注意しておく必要があります。

まとめ

文鳥の排泄物は毎回しっかり見ていない事も多くあると思います。

糞から分かる事もありますし、糞でどんな体調なのか見当をつける事も出来ますので、普段から何かあっても焦らない様に文鳥の糞もみる様にしましょう。

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