幼鳥の頃はなかった突起物が目立つようになってくると、ほとんどの人は驚かれると思います。

心配しなくていい場合と、病気に罹っている場合の2つが考えられます。

そこで今回は、文鳥の尻尾にまつわる異変について調べていきたいと思います。

文鳥 尻尾 イボ できもの

ある日突然、尻尾にイボやできものが見られる場合に考えられることは?

成長の過程において出てくる突起物や病的な場合に分けることができます。

では、いったい何のために突起物ができたりするのでしょうか?

また、病気の原因についても紹介していきます。

文鳥の尻尾にできものが…!治療の必要は?

それほど心配することはありません。

成長の過程で形成されるものの1つです。

背中側の尾羽の上に見られる、でっぱりでしたら尾脂腺と言います。

尾脂腺は、羽繕いのときにクチバシで拭って、羽に塗りつけ羽毛の保護などをするための脂が分泌されるところです。

人間でたとえるなら身だしなみを整えるためのワックスにあたるようなものです。

正常な場合でも少し突き出ていますが、詰まったり、炎症を起こしたり、腫瘍ができたりしたときは腫れ上がることもあります。

どうしても不安があるなら、鳥類を扱っている獣医さんに診てもらうことをおすすめします。

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尻尾に黒いイボができたら、どうすればいいの?

尾脂腺から防水効果や汚れ防止のために役立つ分泌物が出されており、羽繕いのときに全身に行き渡らせています。

しかし、化膿したり、良性の腫瘍ができたり、悪性の腫瘍ができたりと、病気に罹りやすい場所でもあります。

イボができて気持ち悪い場合は、文鳥が患部をつついてしまって、血が出てしまうこともあります。

そういった姿を見かけたときは、できるだけ早く動物病院へ連れて行きましょう。

獣医さんに適切な処置を行ってもらえば、数日間でイボはとれるそうです。

文鳥の場合は、尾脂腺炎と呼ばれる化膿した症状が多く見られ、腫瘍化することはまれのようです。

まとめ

文鳥の尻尾には、尾脂腺と呼ばれるワックスの役割を果たす分泌液を出すところが備わっています。

しかし、詰まるなどして炎症を起こしてしまうことも多いので、定期的に観察して気を付けておきましょう。

早期に治療すれば、早めに治まりますので、心配することはありません。

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