ヒナから文鳥を育てている場合の悩みの種となるのが、挿し餌からひとり餌への移行です。

どのようにしたらスムーズにひとり餌へと移っていくことができるのでしょうか?

そこで今回は、文鳥のひとり餌と注意点について調べていきたいと思います。

文鳥 ひとり餌 そのう

文鳥をひとり餌に切り換える方法は?「そのう」のしくみと注意点は?

ただ単にケージに餌を置いておくだけで、一人で餌を食べてくれるようにはなりません。

どういった工夫が必要なのか、また、食事に関わる大切な器官の話と合わせて紹介していきます。

ひとり餌にしていく練習方法は?

挿し餌と同時進行の方法をおすすめします。

この方法の重要な点は、文鳥が自分から進んで一人で食べたいと思ってもらえるような環境を整えることです。

準備するものは、5つ、ヒナ用粟玉、青菜、無着色のボレー粉、からつき餌、水です。

この他に、カルシウム粒餌、ビタミン粒餌などを合わせて与えてもいいです。

ただし、ボレー粉を与える際は飼い主がそばにいるときだけにして、慣れてきたら置いておくようにしましょう。

練習方法は、飼い主の手の上に餌を乗せたり、フローリングで遊んでいる時にバラまいたりして、ヒナの注意を引きます。

それだけですと栄養状態が安定しないので、同時に挿し餌も行います。

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「そのう」のしくみと注意点は?

漢字で表記すると「素嚢」となり、「嚢」には袋という意味があるので、全体の意味を推測しやすくなります。

素嚢とは、消化するにあたっていったん食べ物を貯めておく器官で、多くの動物に見られます。

鳥類においては、食道あるいは咽喉のあたりが筋肉質になり、盛り上がった形状になっている部分を指し、食べ物を一時保管できます。

鳥類のすべてが砂嚢(砂肝のこと)を持つ一方で、素嚢は持たない種も存在します。

大切な器官である素嚢ですが、炎症を起こしやすいことでも知られています。

ひとり餌の訓練を始めたら、与える餌の内容にも気を配り、消化しにくいものは避けるようにしましょう。

まとめ

ひとり餌に文鳥を移行していくためには、飼い主がサポート役としてしっかりと陰ながら支えることが大切です。

無理に移行していくというよりも、楽しみながら一人で食べられるようになった状態にしていけるようにしましょう。

そして、「そのう」は炎症を起こすこともありますので、餌や水の管理をきちんと行ってください。

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