文鳥の鳴き声というと、昔家で飼っていたオスの文鳥の可愛らしいさえずりを思い出します。
ですが、雛の間は餌をもらおうと懸命に鳴くものですよね。
初めて雛を飼う方はびっくりするのではないでしょうか。
ここでは文鳥の雛の鳴き声についてご紹介します。
文鳥の雛の鳴き声
文鳥の雛は餌をもらうときに「ピピピピピ」や「ヂヂヂヂヂ」というような鳴き声を出します。
この鳴き声が成鳥と比べるとかなり大きいのです。
雛は餌をもらうとき、親鳥に自分の存在をアピールして餌をもらうので、成鳥とは違い、かなり大きい声で鳴くようです。
大音量の餌くれコールです。
一生懸命アピールする姿はとても可愛らしいですよ。
この鳴き声が聞けるのはさし餌をしている間だけなので、十分堪能しておきましょう。
甘え鳴きもする
文鳥の雛は飼い主さんに慣れてくると、「キュルキュル」や「キューキュー」といった甘え鳴きをするそうです。
雛のうちからこのような甘え鳴きをしてくれたら、手乗り文鳥へまっしぐらですね。
いっぱい可愛がってあげましょう。
オス特有のぐぜり
文鳥の雛は、オスとメスの区別がつきません。
ですが、ある程度成長すると、オスはさえずりの練習をするようになります。
これがオスの雛特有の鳴き声、ぐぜりです。
このぐぜりは、「グチュグチュ」や「ぶちぶち」などの鳴き声に聞こえることが多いようです。
また、ぐぜりと同時に止まり木の上をピョンピョン跳ね、求愛ダンスの練習をする子もいるようです。
ぐぜりはいつ頃から?
さえずりの練習のぐぜりは生後2~4カ月になると始める個体が多いようです。
ちょうど雛換羽の時期と重なることが多いようで、一気に成鳥っぽくなるようですね。
まれにメスでもぐぜりに似た鳴き声を出すことがあるようですが、ぐぜりが終わってもさえずらないようであればメスの可能性が高くなります。
まとめ
文鳥の雛の鳴き声は、基本的に親鳥へアピールするための鳴き声なので、成鳥の鳴き声よりもかなり大きいようです。
さし餌の時期が終わると成長と同じような鳴き声になるようなので、もし雛の鳴き声の大きさに困っているようならば、さし餌が終わるまでは我慢してあげましょう。
この時期にしか聞けない鳴き声なので、思う存分鳴かせてあげてください。