文鳥のメスはなんと、生後6か月で妊娠して、卵を産むことができます。
つがいで飼育する場合は繁殖も視野に入れていることが多く見られます。
では、どのタイミングで飼い主は、どのような関わり方をしていけばよいのでしょうか?
調べてみました。
発情期と文鳥!オスとメスに見られる、それぞれの行動と特徴は?
発情期を迎えたオスもメスも共通して、どちらも精神的に不安定な状態になり、イライラして攻撃的になります。
飼い主さんの手を噛んだりすることも珍しいことではありません。
そこで今回は、性別によって見られる発情期の特徴について紹介したいと思います。
発情期のオスに見られる特徴は?
生まれてから3ヵ月~4ヶ月までに「グゼリ」を習得します。
ちなみに「グゼリ」とは、オスの歌の練習のことで、ゴロゴロとうがいの音や、グチュグチュといった音を立てます。
その後、その文鳥オリジナルのさえずりで鳴き始め、メスの気を引きます。
節をつけたり、長く伸ばして歌ったりと、オスの個性が感じられるものとなっています。
メスがピッ、ピッ、と短い音でだけ鳴くのとは対照的です。
オスのみを1羽で飼っている場合でも、飼い主を信頼して暮らしている文鳥なら、発情期は訪れます。
オスは飼い主さんの手をメスに見立てて、軽く噛むこともあります。
発情期のメスに見られる特徴は?
パートナーのオスを誘うために、キャンキャンキャンと甲高い声で鳴き続けます。
時には、仔犬のようにキューン、キューンといった鳴き声をあげることもあります。
また、態勢を低くして、尾羽を小刻みに震わせることも珍しくありません。
ケージの中にツボ巣が設置してあると、それを見て発情してしまうこともあります。
放鳥した際に、細かい隙間を探すような行動をとります。
たとえ、メスの単独飼育であっても、飼い主をオスの文鳥と見立てて無精卵を産み落としてしまう可能性も否定できません。
そんなときは昂った気持ちを和らげるために、30分~40分の間、文鳥と遊んであげるようにしましょう。
まとめ
発情期の文鳥はオスもメスもイライラしていることが多いので、そっと見守るようにしておきましょう。
オスはさえずりによってメスにアピールし、メスはダンスや鳴き声によってオスに訴えます。
こんなに情熱的に愛を育んでいるとは、とても意外で驚きました。