小さな体のモフモフした羽毛で人にとても懐く文鳥は鳴き声も大きくないのでマンションなどの集合住宅でも飼えると人気が高くペットとして飼っている人が多く居ます。
そして文鳥は頭も賢くしっかりと人を見分けられるし教えると手乗りもするのでとても可愛いですよね。
でも、手乗り文鳥は知っていても文鳥については何も知らないと言う人が殆どでは無いでしょうか?
大きさや文鳥の体重、性格や体重の測り方など分からない事が多くあります。
そこで、文鳥の平均体重や体重の測り方などについて紹介します。
文鳥とは?
文鳥を飼う前に文鳥についてしっかりと覚えておかなければならない事があります。
大丈夫だろうと思っていたら大変な事になってしまうので、注意しなければなりません。
文鳥は元々はインドネシアの固有種でありますが、インドや中国に移入し定着した物も居ます。
インドネシアでは穀物を荒らすので、駆除したり農薬によって命を落としたり、ペットとして売られる為に乱獲されるなどをして減少傾向にありました。
生態としては1500m以下の標高の草原や開けた樹木が密集している所に生息しています。
小規模な群れを作りますが、時には大規模な群れになる事もあり農作物が荒らされる事があります。
文鳥は雑食性で主に種子を食べるのですが果実なども食べます。
木の上に枯れ葉などを組み巣を作り5個程度の卵を産み2ヶ月無いくらいで雛は巣立ちます。
文鳥の平均体重や体重の測り方
文鳥はスズメと大きさや重さにそれ程、変わりがありません。
体長も14〜17cmほどで成体の文鳥の重さは平均すると約25gと言われております。
25gとはあくまでも平均であり個体により若干の前後があるので22〜28gの間なら平均と言えるでしょう。
その文鳥の体重の測り方としては調理器具の計測機を用いて測るのが一般的ですが、慣れないと文鳥が黙って乗ってはくれません。
計測機の上に水や餌を置いたりしても測りきる前に降りてしまいます。
そこで文鳥の体重を測る方法として計測機の上に止まり木を置き文鳥を乗せる方法とトイレットペーパーの芯に文鳥を入れて測る方法があります。
手っ取り早く体重を測るなら後者の方が効率的に見ても良いでしょう。
軽すぎる時と増やす時の注意点
文鳥の体重が軽いと何かが悪いのか?
文鳥の知識が無いとやはり不安になりますよね?
人間にも太った人も居れば痩せた人も居ると同じで文鳥にも個体差はあります。
平均が25g程度と聞いているから20gしかないと不安に思うかも知れませんが、大体の文鳥は20〜24g程度が多いです。
成体で20gも無かったら病気を疑いましょう。
また測るタイミングでも変わってきます。
餌を食べた後か食べる前か?
飛んだ後か飛ぶ前か?
羽根が抜ける前か抜けた後かでも数g程度の誤差は出ます。
測る時は同じタイミングで測ってあげましょう。
また、どうしても体重が軽く増やしたい場合は好きな物を与えて食べさせると良いと思います。
ですが好きな物ばかりを与えていると軽い体重を増やすと言うより肥満になる傾向もありますので充分に注意して与えましょう。
まとめ
文鳥も生きています。
生きているから病気になる事もあるし食べたくない時もあります。
毎日、少しの時間でも良いのでしっかり観察し異変に気付いてあげる様にしましょう。