鳥の羽が生えかわることを換羽といい文鳥は1年に1回おこないます。

孵化した雛が成長し、羽毛から成鳥の羽になる初めての生えかわりを雛換羽と呼びます。

雛換羽を経験することで、大人の文鳥へ仲間入りする訳ですが、時期はいつからで期間はどれくらいなのでしょうか。

また、換羽の期間中に注意することはどのようなことでしょうか。

文鳥 雛換羽 時期 いつから 期間

文鳥の換羽・雛換羽

文鳥の成長における、古い羽から新しい羽へと生えかわる換羽は、1年に1回、3月~6月の間でおこなわれますが、一般的には、発情期が終わった時期の5月~6月に生えかわる個体が多く見られます。

1ヶ月間ほどの期間をかけて羽は生えかわり、一生涯続きます。

雛が初めておこなう換羽のことを雛換羽と呼びますが、ここからは、雛換羽の時期や期間について見ていきましょう。

文鳥の雛換羽

生後2ヶ月~3ヶ月の時期から始まり、1ヶ月~2ヶ月の期間をかけて雛換羽はおこなわれます。

1度に抜け落ちるのではなく、部分的に少しずつ生えかわります。

これは、1度で大量に羽毛が抜けると、飛ぶ行動に支障をきたすためです。

成鳥よりも体力が少ないため、換羽が終わるまでの期間が長くかかるのが一般的です。

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換羽期の注意点

換羽と雛換羽に共通する注意点としては、生えかわりをしている期間、文鳥は精神的に不安定になっていることが挙げられます。

いつもはおとなしい文鳥も、イライラと怒りっぽくなり、噛みついたり、つついたりするケースが多く見られます。

また、普段と様子が異なり、水浴びをしなくなったり、飼い主とのコミュニケーションを嫌がるのも、この時期に見られる行動です。

このようなときには、無理にかまうことは好ましくありません。

状態が落ち着くまで、そっとしておきましょう。

この時期の文鳥は、いつもより多くの体力を消耗しています。

寒そうしていれば毛布やヒーターなどを用いた、保温への配慮が必要です。

まとめ

ここまで、雛換羽を含めた文鳥の換羽について見てきました。

いつから始まり、期間や注意点を知っておくことは、文鳥を育てる上で大切なことです。

親代わり、パートナーに近い存在の飼い主ですから、不安定な時期をむかえている文鳥を優しく見守ってあげましょう。

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