自然の中、親鳥からエサをもらう雛の姿は可愛らしく、成長するためには欠かせないことですね。

ペットで飼っている鳥についても同じことで、飼育下においては人が親鳥の役割を担います。

文鳥を雛から育てるとき、エサを与える訳ですが、雛のエサの食べ過ぎには注意が必要です。

ここで注意を怠ると、健康どころか生命の危機にかかわる恐れがあります。

文鳥 雛 食べ過ぎ

雛の習性と割り切りること

エサを欲しがる姿をみると、つい与えたくなるのが人情ですが、実はお腹が減っていない場合でも、雛はエサを欲しがります。

この行動は本能といえるほど、この時期に頻繁に見られる動きです。

人が上からのぞき込むと、待ち構えてたようエサをせがみますが、食べ過ぎを起こす原因となり消化不良を発症させます。

このため、「そのう」の状態を確認するエサを与える時間を決めることが必要です。

雛の欲しがる行動は習性と割り切りましょう。

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「そのう」の確認

食べたエサを一時的にためておく、透明の袋を「そのう」といいます。

ここにエサが残っているときに、雛にせがまれるまま与えていると、消化不良を起こし体の衰弱へと結びつきます。

体調によって減り方は多少変化しますが、そのうにエサが残っている場合には与えることを控えましょう。

また、何日もエサが残っているときは、そのうが炎症を起こしている場合があります。

感染症など原因が考えられるため、専門の病院などへの問い合わせが必要です。

決めた時間にエサを与える

文鳥の雛の食べ過ぎを抑えるもう一つの方法として、エサを与える時間を決める方法があります。

個体差によって違いはありますが、1日に4回~5回の頻度で与えるのが一般的です。

時間設定は個人の都合もありますが、モデルケースとして朝から昼過ぎまでに2回、昼過ぎから夜までに2回~3回というところでしょう。

まとめ

ここまで、文鳥の雛の食べ過ぎについて見てきました。

雛にとって飼育している人は親鳥も同然ですね。

甘やかす気持ちもわかりますが、適切なエサを用意して食べ過ぎには注意しましょう。

病気になっては取り返しがつきません。

時には心を鬼にして、雛の成長を見守りましょう。

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