野生の文鳥は木の上に球状の巣を作りますが、ペットとして飼育する場合にもツボ巣は必要なのでしょうか?
また、ツボ巣を置いたところで、気に入ってくれるとも限りません。
文鳥を飼育する際に、ツボ巣が必要であるかを調べていきたいと思います。
ツボ巣に入ってくれない!怖がる文鳥にどう対応すればいい?
どうしても気になってツボ巣を設置したけれど、なかなか中に入ってくれないなんてことも珍しくありません。
そこで今回は、ツボ巣の必要性についてできるだけいろんな観点から紹介していきます。
ツボ巣に入ってくれない、いくつかの理由!
まず、設置する時期が合っていなかったことが考えられます。
特に幼鳥であれば、育ってきた環境に近い暮らしが落ち着きますので、ツボ巣を初めてみて驚いている可能性があります。
いったんしまって、もう少し新しい環境に慣れてから設置してみて、それでもダメならあきらめましょう。
次に、文鳥の個体差による違いが挙げられます。
文鳥といってもツボ巣を好むものもいれば、そうでないものもいます。
まさに十人十色ですから、飼い主の思いを押し付けるのはあまりよくありません。
ツボ巣に入らない場合の対応は?
嫌がって入らない場合は、特に強制せずに巣箱をケージから出してあげましょう。
オスとメスのつがいで飼育していて、どうしても繁殖させたい場合は別として、ツボ巣に入らせなくても大丈夫です。
実際に飼育した人のブログを読むと、ツボ巣を使わなくても止まり木で休んで寝ることが多いと書かれています。
ですから、是が非でもツボ巣の中で眠らせないといけない理由はありません。
先ほど少し触れましたが、卵を産ませたい場合は、巣を置いておくとメスの母性を刺激するようです。
繁殖を望む場合は、文鳥が巣に興味をもったり、安全だと認識したりするまで気長に待つことです。
新しいツボ巣に興味津々のちーちゃん。#buncho #文鳥 #birds #javasparrow #ツボ巣 pic.twitter.com/7Vpp7xkRA1
— SBOK (@sbok_) 2017年4月19日
まとめ
ツボ巣に怖がって入れない場合は、文鳥の好みに人間が合わせるようにしましょう。
止まり木を使って文鳥は寝ることも可能ですから、それほどこだわる必要はありません。
繁殖が目的の飼育の場合は別として、あなたの文鳥に合ったライフスタイルを考えてあげましょう。