一般的なイメージとして脳の大きさが知能の高さを示しているような印象を抱いてしまいます。
文鳥は鳥類で、脳の大きさは小さいですが、学習能力は高いことで知られています。
では、文鳥は頭が良いのかという疑問について調べてみたいと思います。
脳の大きさの違いと学習能力について!鳥と人間を比べてみよう!
脳の大きさの割に学習能力の高い文鳥の秘密について紹介していきます。
また、同じ鳥類であっても知能に差があるように感じられるのは、なぜなのでしょうか?
文鳥を含む鳥は、「原始的な脳」なの?その特徴は?
私たち人間の脳に比べると、鳥の脳は小さくてシワもほとんどなく、これまで知能が低いと考えられてきていました。
しかし、人の脳のシワと同じ働きをする部分が鳥には存在し、今ではそこで情報を集めたり、処理したりしていることが分かっています。
特にメロディを口ずさむ鳥には学習能力が高いことが知られ、目から入って来る情報を処理する能力に長けているそうです。
文鳥も求愛のさえずりを行うので知能は、決して低くはありません。
では、なぜ同じ鳥類であっても賢く感じたり、それほど賢いと認識されたりしないものが存在するのでしょうか?
文鳥とインコの脳の違いは?大きさにあるの?
同じ鳥類で、メロディを奏でる文鳥とオウムなのに、賢い鳥の代表がなぜオウムと言われるのでしょう。
セキセイインコを研究している教授によると、鳥類の学習レベルの差はその寿命の違いにあるそうです。
先天的な知能に差というよりも、後天的な経験の差によってオウムは文鳥よりも多くのことを学習しているのです。
ですから、どうしても小型の文鳥よりも大型なインコの寿命が長いので鳥類の中でも賢いと認識されているのです。
もしも文鳥が長生きしたならば、大型種とあまり変わらないくらいの経験を積めるかもしれません。
まとめ
鳥類には人間の大脳皮質と同じような働きをするところがあることで、脳の大きさの割に高い学習能力を誇っています。
これでカラスが賢い理由がなぜなのかスッキリとしました。
また、同じ鳥類であっても寿命が長いものの方が学習経験値を積み上げることができるので、賢いと認識される傾向にあります。