ある程度ヒナが成長してくると、心配になるのが自分で餌を食べられるかということです。
ほとんど問題ないように感じるかもしれませんが、意外と一人餌への移行に時間がかかることが多いようです。
では、一人餌に馴れるためにはどんなことが必要なのか調べてみました。
挿し餌を卒業できない、文鳥が一人餌になるために必要なことは?
挿し餌を無理に卒業させようとしても、文鳥の不安感を煽るばかりで何も前に進みません。
ですから、挿し餌と一人餌を同時進行で行い、安心して一人で食べられるようになる方法を紹介します。
一人餌のための準備!水、粟玉の他には?
挿し餌を与えていた場合と、あまり変わりはないと思います。
準備してもらいたいものは、次の5つです。
ヒナ用の粟玉、小松菜などの青菜、無着色のボレー粉、殻付き餌、水です。
粟玉はエネルギー源に、青菜は体の調子を整え、ボレー粉は丈夫な体を作るために使われます。
この他に、カルシウムやビタミンの粒餌などを与えてもいいです。
これらの餌を準備したからといって、必ずしも一人で食べてくれるとは限りませんから、ちょっとした工夫が必要です。
どんな工夫が必要かを次で紹介していきたいと思います。
また、これと併行して挿し餌を行っても構いません。
一人餌を促すための工夫は?
最も大切なことは、餌を一人で食べることに興味を持たせることです。
放鳥した際に、テーブルや床の上に餌を撒いたり、手のひらに乗せたりしてください。
最初は興味を示さないかもしれませんが、餌があることを飼い主がアピールしましょう。
個体差はありますが、だんだんと少しずつ関心が出てきてついばみ始めたら、自分で餌を食べることが億劫ではなくなります。
昔は、一人餌を促すようなことをしなくても時期が来れば、挿し餌に拒絶のサインを出す文鳥が多かったようです。
しかし、現代は、あまりにも過剰に清潔にする傾向が強く、食べこぼしなどをついばむ機会さえないのが普通です。
一人餌練習中🐦 #文鳥 #桜文鳥 #buncho pic.twitter.com/LP7RfB48H2
— まなとん (@marusan39) 2017年3月18日
まとめ
一人餌を行うにあたって準備するものは、挿し餌の場合とあまり変わりはありません。
ただし、文鳥に遊んでいる感覚で、一人餌に興味をもたせるような工夫が必要になってきます。
強制的ではなく、楽しみながら挿し餌を卒業させることが大切です。