飼い主は、夜決まった時間になると文鳥をカゴに戻します。

そして、カゴにカバーをかけます。

そのあと、文鳥はカゴの中でどんな風に過ごしているのでしょう。

部屋の明かりがついている中、カゴをのぞくと、文鳥もこちらが気になり観察が出来ません。

また、部屋の電気を消してしまうと、今度は飼い主がカゴの中をはっきり観察することが出来ません。

「カゴの中で、文鳥は、どうしているのか・・・。」

合わせて、冬の保温についても調べてみたいと思います。

文鳥 夜 餌 保温

文鳥の夜の行動

カゴの中での文鳥は、ただじっと動かず寝ているわけではなく、始めは暗くて周りが見えなくても、徐々に目が慣れてきて、自由に動き回ることが出来る様です。

1羽飼いなら、小さな声で独り言を言ったり(それは、まるでカゴの外にいるであろう飼い主に声をかけているかの様に)、また餌を食べたり、毛繕いをしたり、寝たりなど、個体によっては水浴びをしたりもするそうです。

これらに加え、多頭飼いなら仲間同士で小さな声で会話をしたりもする様です。

夜の餌

「文鳥の餌と水は、毎日交換が当たり前」そう考える飼い主は多いはずです。

私達も外に出しっ放しの水や食品を1日中、目の前にするのは考えただけでもゾッとしますね。

文鳥も同じです。

そう考えると、最低でも冬場は朝晩2回の水と餌の交換、夏場に至っては2~3回の水交換はしてあげてください。

そうはいっても、飼い主の生活事情で出来ない場合も考えられます。

ただ、忘れてはいけないこと、それは、「文鳥は、夜中でも餌を食べ、水を飲む」ということです。

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冬の保温について

文鳥は南国育ちなので、暑さには比較的強くても寒さには弱い鳥の様です。

飼い主が気をつけるべきは、寒さ対策であり、地域によってその対策にも違いがありそうです。

室内において10℃以下にならなければ、ツボ巣の中にティッシュを荒く裂いて入れてやり、フリース素材の幕をかけるだけでも良い様です。

ただし、老鳥や体調を崩しているなど、健康ではない個体の場合は、もっと保温に気を配らなければならないでしょう。

また、室内において10℃を下回る場合は、ツボ巣にティッシュを荒く裂いて入れてやり、床には使い捨てカイロを敷いてやるか、市販のプレート型のペット用暖房器具やヒヨコ電球などを用意し、カゴにはフリース素材や毛布などを幕として使うと良いでしょう。

まとめ

文鳥の夜の暮らしは、飼い主が寝静まったあともマイペースで過ごしていることが分かりました。

個体差はありますが、たいてい数回は餌を食べる様です。

中には、水浴びをする個体もいるそうです。

いずれにせよ、文鳥はカゴの中でじっと朝を待っているのではないということが分かりました。

冬場の文鳥の保温はとても大切で、寒冷地で暮らす個体には、さらに気をつけなければならないようです。

その土地に合った保温の仕方と、時には市販の保温器具を使って、個体が凍えることなく夜を過ごせる様にしてあげましょう。

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