ペットを飼っていて不安になるのが元気をなくしている状態です。
私たちと同じ言葉を発するわけではありませんが、いつもの状態との違いは一目瞭然です。
そんな時に考えられる病気の症状をいくつか紹介していきます。
文鳥が風邪を引いた!?涙、連続した鼻水やくしゃみが出たら…?
あらかじめ予備知識を蓄えておくと、いざという時にすぐに対応できますから心配することはありません。
そこで今回は、文鳥の身体症状から判断できる2つの病気について説明していきます。
目の周りが腫れ、涙目の文鳥!これって、何の病気?
目の周囲が腫れ、目を爪で掻いたり、こすったりしているようなことはありませんか?
また、目が潤んでいたり、目の一部が突出していたり、赤っぽくなっていませんか?
これらのような症状が見られた場合は、結膜炎にかかっているおそれがあります。
主な原因は、ほこりや外傷などによるもの、細菌やトリコモナスなどに感染している場合の2つが考えられます。
飼い主にできることは、主に2つです。
栄養面から目の粘膜を保護するために、ホウレン草などの野菜を与えるようにしましょう。
また、ケンカをしても文鳥が傷つくものがないように安全管理に気を配りましょう。
くしゃみや鼻のズーズー音!これって、いったい何の症状?
目は突出し、口内の炎症が見られ、くしゃみや鼻づまりが続くような場合は、鼻炎や副鼻腔炎の可能性があります。
鼻炎の場合は原因として、次の2つが考えられます。
まず、エサの栄養状態が偏ってしまい、免疫力の低下を招いたことで発症してしまったことが考えられます。
次に、温度差の極端なところで飼育してしまったことが挙げられます。
残念ながら、副鼻腔炎の場合は原因が特定されていません。
まんべんなくバランスの取れた食生活をとれるように工夫をすることが大切です。
特にビタミンAを補うような食事内容になるように、野草として生えているナズナなどを与えるようにしましょう。
まとめ
文鳥の体調をしっかりと管理していくのは、飼い主である私たちの責任です。
しっかりと栄養のバランスを考えた食事を提供しているか見直してみましょう。
また、ケージ内に不要なものを入れていないか確認し、取り除くようにしてください。